7月24日、鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)の公式予選が行われた。昨日までの雰囲気とは一変、一気に緊張感に包まれた鈴鹿サーキット。予選を終えたトップライダーたちのコメントを拾った。
公式予選で総合トップタイムを叩き出したTeam GREENの渡辺一樹。経験豊富な24歳は、この結果に奢ることはない。
「公式予選でトップタイムをマークできて本当にうれしい。タイムは狙っていたわけではなく、ベストを尽くした結果がトップにつながりました。ただ、ここで喜ぶのではなく、決勝レースが終わったときに喜んでいられるようにしたい」。
「第3ライダーには自分からチームに申し出ました。第3ライダー枠だと出走台数が減るし、公式予選2回目では気温も路面温度も下がると予想したからです。もちろん柳川さんやユディスティラ選手が走り終えて、いい形で仕上がったマシンでのタイムアタックだったので、チーム力で出したトップタイムという認識です」。
「チームが頑張ってくれているのを見ているので、僕も頑張れる。鈴鹿8耐は最後はチームの総合力だと思っていて、Team GREENはどこにも負けていないという自信があります」。