7月24日、鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)の公式予選が行われた。昨日までの雰囲気とは一変、一気に緊張感に包まれた鈴鹿サーキット。予選を終えたトップライダーたちのコメントを拾った。
ヤマハ発動機60周年の年に、ファクトリーチームとして復帰したYAMAHA FACTORY RACING TEAM。実績のある中須賀に加えて、MotoGPライダー2人を揃えるなど盤石な体制を整えているが、それ以上にチームの雰囲気は上々のようだ。
「全体的にいいペースで来ている。マシンもうまく仕上がっているし、ポル・エスパルガロとブラッドリー・スミスはMotoGPを戦っているライダーで、本当に高い実力を持っている。僕自身が彼らに引っ張られることもあるし、お互いをリスペクトしている感じ。
昨日、ポルが2分07秒282を出してチームトップになっていたので、今日は僕がトップタイムを出すと狙っていて、その通りに2分06秒877のチームベストを記録することができてうれしい。ただ、リスクを負って出したタイムではなく、ライダー3人の相乗効果で出たタイム。TOP10トライアルではもちろんポールポジションを狙うよ」。