米国の自動車最大手、GMは7月23日、2015年第2四半期(4-6月)の決算を発表した。
同社の発表によると、第2四半期の売上高は381億8000万ドル(約4兆7328億円)。前年同期の396億4900万ドルから、3.7%減少する。
一方、第2四半期の純利益は、11億1700万ドル(約1385億円)。前年同期の2億7800万ドルに対して、4倍の大幅な増益となった。
大幅な増益となった背景は、北米市場において、景気回復やガソリン価格の下落により、利幅の大きい大型車の販売が好調だったため。また、最大市場の中国においても、新車販売が堅調だった。
GMのメアリー・バーラCEOは、「困難な市場環境にも関わらず、北米と中国に支えられ、2015年上半期(1‐6月)は力強い決算結果を残した」とコメントしている。