電子情報技術産業協会が発表した2015年上半期(1-6月)の民生用電子機器国内出荷金額は、前年同期比11.4%減の5984億円と大幅マイナスとなった。
このうち、カーAVC機器は、新車販売が低迷していることから同11.1%減の2686億円と2ケタのマイナスだった。映像機器が同9.4%減の2954億円、音声機器が同27.1%減の344億円だった。
カーAVC機器の国内出荷台数では、カーナビゲーションシステムは同7.8%減の267万6000台と低調だった。このうち、フラッシュメモリタイプが同4.7%増の248万9000台だったが、HDDタイプが同64.3%減の18万6000台だった。
カーDVDは同11.4%減の11万台、カーCDプレーヤーが同11.7%減の135万5000台となった。
ETC車載ユニットも同17.6%減の162万5000台と不振だった。