スカイマークの大口債権者、デルタ航空を支援航空会社に選定…ANAに対抗

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航空機リース会社のイントレピッド・エアクラフト・リーシングは、民事再生手続き中のスカイマークを支援する航空会社としてデルタ航空を選定したと発表した。

スカイマークの支援では、ANAホールディングスが名乗りを上げているが、スカイマークの大口債権者であるイントレピッドは、ANA主導の経営再建に反発、独自に再生計画案を策定し、スポンサーとなる航空会社については「複数の航空会社と交渉中」としていた。今回、航空会社のスポンサーとしてデルタ航空を選定した。

デルタ航空は、日本国内で運航する外国航空会社で最大の規模を持つ。イントレピッドでは、スカイマークの独立性を維持しながら経営再建するのに最善の選択になるとして債権者説明会でアピール、他の債権者からの賛同を得る方針だ。

スカイマークの経営再建を巡っては、8月5日に開く債権者集会で、債務残高に応じた投票によって2つの再建策から選択されることになる。

《レスポンス編集部》

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