船から海を眺め、船や波の不思議を研究する「おもしろ船教室」が8月7日、横浜港で行われる。横浜国立大学の船の専門家らが実験を交えてわかりやすく説明する小中学生対象の一日教室。申込みは7月14日まで。
同イベントは日本造船学会が創立100年を記念して1996年から開催し、今年で第21回(1996年は2回開催)となる。横浜国立大学が企画と実施を行い、小学校高学年と中学生を対象に海や船の理解を深めることを目的としている。
当日は、山下公園から「マリーンシャトル」に体験乗船し、横浜市のガイドによる横浜港や船に関する説明を聞きながら横浜港を一周。帰港後は横浜国立大学准教授らが、「船はなぜ浮く?」「泡があると泳いでいる人はどうなる?」「変わった船にはどんなものがある?」といった船や波の不思議をクイズなども交えて解説する。
横浜国立大学理工学部・海洋空間のシステムデザインEPによる模型船を使った小中学生も参加できる実験も行われ、さまざまな不思議がわかる体験教室となる。
参加は無料で、対象は小学校5年生から中学校3年生、付添いは1名まで。講演は、おもに小学6年生、中学1年生が理解できる内容になるという。メールか往復はがきに必要事項を明記のうえ、7月14日までに申し込む。