今年もコカ・コーラ ゼロ鈴鹿8時間耐久ロードレース(第38回大会)に参戦するTeam KAGAYAMAが2日、参戦体制を発表。ブリティッシュスーパーバイク選手権で活躍中の清成龍一が加わることが明らかになった。
チーム代表兼エースライダーの加賀山就臣が立ち上げたチーム。一昨年にはレジェンドライダーのケビン・シュワンツと他メーカーで活躍していた芳賀紀行を抜擢し注目を集め、昨年もMoto2ライダーのドミニク・エガーターを起用。2年連続3位表彰台に輝いた。今年も加賀山、芳賀のコンビは継続。そこに清成が加入することになった。
現在ヨーロッパを拠点に活動している清成は、今年もフル参戦中のブリティッシュスーパーバイクで3度のシリーズチャンピオンを獲得。ワールドスーパーバイクでも通算3勝を挙げ世界トップレベルの舞台で輝かしい実績を残している。8耐では歴代2位タイの4勝を挙げており、Team KAGAYAMAにとってこれまでにない強力な助っ人になるだろう。
元々はホンダのライダーとして知られていたが「今年もサプライズな体制で臨みたい」という加賀山の熱い思いで、メーカーの枠を超えたドリームチームが誕生した。
チームの公式サイトで加賀山は「私のオファーに応えてくれた2人に感謝しています。WSB(ワールドスーパーバイク)時代にバチバチでライバルだった3人がチームメイトになり、不思議です。この3人で優勝を目指します」とコメントしている。