インドのケンタッキー・フライドチキン(KFC)5店舗から採取された5つの食品サンプルより、サルモネラ菌や大腸菌など有害な病原体が検出されたとエコノミックタイムズが伝えた。
テストを実施したNGOを指揮しているテランガーナー州食品研究所(SFL)は、KFCがこの結果を否定しサンプルが採取されたことさえ知らなかったと主張するのに対し、これらの食品が「安全ではない」と指摘した。
「6月18日に5つの店舗よりKFCスナックボックスをサンプルとして入手し、未開封の状態で同日研究所に持ち込んだ」と調査にあたったNGOのアヌラーダ・ラオ代表は話している。
これに対しアメリカの大手ファーストフードチェーンであるKFCは、「このレポートは偽造の可能性がある。我々は店舗からサンプルが採取されることを知らされておらず、テストに使用されたサンプルの状態も不明確である。これらは傷みやすい食品で、すぐに消費されることを前提に提供している」と主張している。