九州自動車道を逆走の軽乗用車がトラックと正面衝突、運転者死亡

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6月26日午前1時ごろ、福岡県北九州市小倉南区内の九州自動車道上り線を軽乗用車が逆走。順走してきた大型トラックと正面衝突。後続のトラックも追突するなど、車両3台が関係する多重衝突に発展した。この事故で軽乗用車の運転者が死亡している。

福岡県警・高速隊によると、現場は北九州市小倉南区横代付近で片側3車線の直線区間。軽乗用車は第3車線(追越車線)を逆走。順走してきた大型トラックと正面衝突。このトラックに対し、後続の別のトラックが追突するなど、車両3台が関係する多重衝突に発展した。

衝突によって軽乗用車は中破。運転していた同区内に在住する61歳の男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打で約2時間後に死亡。トラック2台の運転者にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

事故の直前、警察には「逆走車がいる」との通報が寄せられていた。警察では軽乗用車が逆走を開始した地点の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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