【ものづくりワールド15】世界18か国・地域から2230社が出展、高級バイクやスポーツカーも登場

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オートデスクのブースに展示されている「zec00(ゼクウ)」
  • オートデスクのブースに展示されている「zec00(ゼクウ)」
  • ヘキサゴン・メトロジーのブースに展示されている「アヴィントン コレクター ロードスター」
  • 川重テクノロジーのブースに展示されている「Ninja H2」
  • 丸紅情報システムズのブースに展示されている「CIPHER」
  • 自治体はこのようなブースを設けて、地元企業をPR

「日本ものづくりワールド2015」が6月24日、東京ビッグサイトで開幕した。今回で26回目を数える同展は世界最大級のものづくり専門展で、世界18か国・地域から2230社が出展した。

会場は「機械要素技術展」「設計・製造ソリューション展」「医療機器開発・製造展」「3D&バーチャルリアリティ展」の4つに分かれ、出展企業それぞれが自慢の製品や技術を披露している。なかには高級バイクやスポーツカーを展示しているブースもあった。

例えば、3D設計ソフトウエアの世界的リーダーであるオートデスクのブースには888万円の『zec00(ゼクウ)』、3D測定器を販売するヘキサゴン・メトロジーのブースには558万円の『アヴィントン コレクター ロードスター』、そして川重テクノロジーのブースには270万円の『Ninja H2』という具合だ。どれも滅多に見ることができないバイクなので、それを見るだけでも行く価値があるかもしれない。

また、丸紅情報システムズのブースには、フィアログループが創業75周年のプロジェクトとして製作したライトウェイトスポーツカー「CIPHER」も展示されていた。このスポーツカーは日本初公開とのことだ。「この車にはうちの3Dプリンターでつくった部品が使われているんです」と丸紅情報システムズ関係者は自慢げに語っていた。

そのほか、同展には日本全国から製造業を支える中小企業が数多く出展。北は北海道から南は沖縄まで全国91の自治体・公共団体がブースを設け、技術力のある地元企業を紹介していた。

同展は26日まで開催され、主催はリードエグジビジョンジャパン。主催者側では3日間で8万2000人の来場者を見込んでいる。

《山田清志》

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