大手航空機メーカーのボーイング社は、莫大な資金と技術、インフラ整備に時間を要するが、インド国内での大型航空機生産は可能だと見込んでいるとエコノミックタイムズは伝えている。
インド国内でボーイング787便のような大型航空機の生産が可能かどうかという質問に、同社取締役は「時間はかかるであろう。中国ではすでに生産準備が進んでいるが、未だ稼働していない。重要事項は3つ。莫大な資金、高い技術を持つ労働者、高レベルの設備を必要とする」
「インドでは、資金と労働者の確保はすでに終わっているが、生産設備がまだ追いついていない。小型機の生産すら始まっていないので、まずは50席、100席規模の航空機生産からスタートし様子を見て行きたい」と答えている。
ライバルであるエアバス社もインド国内での大型航空機の生産はこの数年で可能になると見ているようだ。
継続的な政府の政策支援のもと、国内での生産、設計、最先端技術の開発が近い将来可能であるだろうと、インド防衛システム社のSanjay Bhandari代表取締役は語る。