フランスの自動車大手、PSAプジョーシトロエンは6月17日、ボロレグループとの間で、EVとカーシェアリングに関して戦略的な協力関係を築くことで合意した、と発表した。
ボロレグループは、欧州でEVのカーシェアリングサービスを手がける大手。同社は5年前から、フランス・パリ市内において、EVを使ったカーシェアリングの「オートリブ」を展開している。
今回のPSAプジョーシトロエンとボロレグループとの合意では、PSAプジョーシトロエンのフランス・レンヌ工場において、ボロレグループのEVの生産を、2015年9月から行う。年産台数は、最大3500台。
このEVは、ボロレが設計した『ブルーサマー』。同車は、4シーターのカブリオレEV。1回の充電で、最大200km走行可能な性能を備える。
また、両社は、カーシェアリングの分野でも協力。EVおよびエンジン車を使用し、カーシェアリング拡大の可能性を模索していく。