バイクに当て逃げのクルマを後続車が追跡、運転者を逮捕

自動車 社会 社会

11日午後5時15分ごろ、滋賀県大津市内の県道を走行していた原付バイクに対し、後ろから進行してきた乗用車が接触する事故が起きた。バイクが転倒して運転者が軽傷を負ったが、クルマは逃走。警察は翌12日に52歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

滋賀県警・大津署によると、現場は大津市丸の内町付近で片側2車線の緩やかなカーブ。原付バイクは道路左側の路肩寄りを走行していたが、同方向に走行していた乗用車と接触。その弾みで転倒した。

この事故でバイクを運転していた草津市内に在住する19歳の女性が肩や腕などを打撲する軽傷を負ったが、クルマは逃走。事故に気づいた後続車の運転者が警察へ通報しながら追跡。約2km先で渋滞につかまって停止したところで運転者に声を掛け、駆けつけた警官に引き渡した。

警察では任意で事情を聞いていたが、男が「何かにぶつかった気がする」と供述したことからひき逃げに関与したと判断。翌12日に自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「何かに当たった気はするが、バイクに当たったとはわからなかった」などと供述。ひき逃げへの関与を否認しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース