【WMX 第9戦】ヤマハ、第1ヒートで表彰台を独占

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ロマン・フェーヴル(ヤマハ)
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世界モトクロス選手権 第9戦イタリアGPが6月14日、マジョーラで開催され、MXGPクラスでロマン・フェーヴル(ヤマハ)が2連勝を飾った。

第1ヒート、前回のフランスGPを制したフェーブルは、ホールショットを奪ったダビド・フィリッパーツ(ヤマハ)の後方に続くと2周目にトップに立つ。そこから滑りやすく難しい路面を攻め、フィリッパーツにほぼ25秒ものマージンを築きフェーブルが1位となった。

左腕の負傷を押して参加しているアントニオ・カイローリ(KTM)が一時3位につけるが、ジェレミー・ファン・フォルベーク(ヤマハ)が迫り、すぐにこれをかわして3位に上がる。これによりヤマハは、YZ450Fによる1-2-3フィニッシュを達成した。

第2ヒートは、怪しい雲行きとなるものの、幸い路面はドライのまま。フェーブルは、オープニングラップの登り坂でショーン・シンプソン(KTM)とほとんど接触しかけ、スロープの反対側でクラッシュしてしまう。ハンドルバーが曲がり、フロントブレーキを破損したものの、フェーブルは追い上げを開始して6位でフィニッシュ。2位のケビン・ストライボス(スズキ)と3ポイント差で優勝を果たした。

■第1レース
1位:ロマン・フェーヴル(ヤマハ)
2位:ダビド・フィリッパーツ(ヤマハ)
3位:ジェレミー・ファン・フォルベーク(ヤマハ)
4位:トッド・ウォータース(ハスクバーナ)
5位:アレッサンドロ・ルピーノ(ホンダ)
6位:ショーン・シンプソン(KTM)

■第2レース
1位:ケビン・ストライボス(スズキ)
2位:マキシミリアン・ナグール(ハスクバーナ)
3位:ゴーティエ・ポーリン(ホンダ)
4位:トッド・ウォータース(ハスクバーナ)
5位:ショーン・シンプソン(KTM)
6位:ロマン・フェーヴル(ヤマハ)

■ポイントランキング
1位:マキシミリアン・ナグール(ハスクバーナ)360P
2位:アントニオ・カイローリ(KTM)330P
3位:ロマン・フェーヴル(ヤマハ)322P
4位:クレメン・デサール(スズキ)291P
5位:ゴーティエ・ポーリン(ホンダ)279P
6位:イブジェニー・バブリシェフ(ホンダ)270P

《纐纈敏也@DAYS》

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