【F1 カナダGP】ハミルトン今季4勝目、モナコでの雪辱果たす…ホンダ2台はリタイア

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独走するメルセデス勢の2台
  • 独走するメルセデス勢の2台
  • 今季4勝目を獲得したルイス・ハミルトン
  • F1カナダGPスタートシーン
  • カナダGPでの勝利に喜ぶルイス・ハミルトン
  • ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
  • 痛恨のスピンを喫し表彰台を逃したキミ・ライコネン
  • 18番手から素晴らしい追い上げをみせたセバスチャン・ベッテル
  • ダニール・クビアト(レッドブル)

2015年のF1第7戦カナダGPが7日、ジル・ビルヌーブ・サーキットで決勝が行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が今季4勝目を飾った。

今回も予選から他を圧倒していたメルセデス勢は、スタート以降も好調。特にハミルトンが安定して早く、3位以下のライバルチームに加えて僚友のニコ・ロズベルグにもDRSが使える1秒圏内に近づかせない走りを披露した。ピットストップの関係で29周目のみロズベルグに順位を譲った以外は、全ての周回でトップ。そのままチェッカーを受け、今季4勝目、通算37勝目を勝ち取った。前回モナコGPではチームの判断ミスで余計にピットインし、勝てるはずだったレースを3位で終え悔しい結果となってしまったが、その悪い流れを断ち切る完璧なレース運びをカナダの週末で披露した。

2位にはロズベルグが入り、ランキング首位のハミルトンとの差は17ポイントに。3位にはバルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)が今季初表彰台を獲得した。予選では3番手からスタートしメルセデス勢との争いに期待が集まったキミ・ライコネン(フェラーリ)は、中盤にヘアピンで痛恨のスピン。ここでのタイムロスが原因でボッタスの逆転を許してしまった。

また久しぶりにQ1敗退となり、ペナルティで18番手からのスタートとなったセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、予選で使用しなかった新品タイヤを駆使して怒涛の追い上げを披露、5位まで順位を上げてレースを終えた。

今週末はトラブル続きのマクラーレン・ホンダ。決勝では完走を目指したものの、フェルナンド・アロンソが44周、ジェンソン・バトンも54周を終えたところでリタイアとなった。

2015 F1 カナダGP 決勝結果
1.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2.ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
3.バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)
4.キミ・ライコネン(フェラーリ)
5.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
6.フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)
7.パストール・マルドナード(ロータス)
8.ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
9.ダニール・クビアト(レッドブル)
10.ロマン・グロージャン(ロータス)


リタイア.ジェンソン・バトン(マクラーレン)
リタイア.フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)

《吉田 知弘》

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