3日、世界に挑む若手ラリー選手をトヨタが支援・育成する「TOYOTA GAZOO Racing チャレンジプログラム」に選抜された新井大輝、勝田貴元の両選手が都内で会見、世界トップレベルの選手を目指す決意を語った。
「TOYOTA GAZOO Racing チャレンジプログラム」は、今年の2~3月に「カテゴリーを問わずJAF公認競技に参戦経験のある26歳以下(年齢は4月1日時点)」を対象に公募を行ない、71名の志願者を集めた。書類選考で7名が選出され、そのうち4名が4月末~5月初旬にかけてラリーの本場フィンランドでの2次選考(ドライビング、フィジカル等)への参加意思を表明して実際にそれに参加、そこから新井大輝=あらい・ひろき、勝田貴元=かつた・たかもと、この両名が選ばれている(発表は5月26日、既報)。
今後ふたりは6月下旬と8月上旬にフィンランドでマキネンらのトレーニングを受ける予定で、8~10月にはフィンランドやポーランドの国内選手権にスポット参戦する計画もある。また日本ではJRCにも「Team TOYOTA GAZOO Racing」のドライバーとして参戦、様々な手法で世界一線級のラリーストへと成長するための支援がトヨタによって行なわれていく。