ドイツの高級車メーカー、アウディは5月25日、中国上海で開幕したCESアジア15において、『RS7スポーツバック』の自動運転車が中国での公道走行テストに成功した、と発表した。アウディは、これまで開発を続けてきた自動運転車(ロボットカー)のノウハウを、『RS7スポーツバック』ベースのテスト車両に結実。2014年10月には、ドイツ・ホッケンハイム・サーキットにおいて、無人運転でのサーキット周回に成功している。サーキットで最高240km/hの速度で高速周回するために、GPSデータをWi-Fi経由で、車両へ送信。同時に、高周波電波でも、GPSデータを送った。さらに、車両にコースを映し出す3Dカメラを搭載し、事前にプログラムしたデータと、カメラから取り込まれる映像との違いがないか、比較。これにより、サーキットでの高速無人走行を可能にした。アウディRS7スポーツバックのロボットカーは、数センチの誤差もない正確な走りを披露。2分を少し超えるタイムで、ホッケンハイムのグランプリコースを完走したのが記憶に新しい。今回、アウディはCESアジア15において、RS7スポーツバックの自動運転車が、中国での公道走行テストに成功したと発表。世界有数の交通量がある上海の市街地や高速道路を、RS7スポーツバックの自動運転車で走行し、近い将来、実用化が可能な技術とアピールしている。
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