スウェーデンの名門自動車メーカー、サーブを買収した親会社が5月27日、中国企業2社との戦略的提携を発表。同時に、中国に工場を建設すると公表している。
現在のサーブの親会社が、ナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン(NEVS)社。5月27日、NEVS社は中国企業2社との戦略的提携を発表。
1社は、天津Binhaiハイテク産業開発。もう1社が、北京情報研究技術。両社がNEVS社に出資し、新たなパートナーになること決まった。
NEVS社は中国企業2社からの出資により、中国に工場を建設する計画。この工場は、スウェーデンに次ぐ2番目の工場で、EVの生産拠点に位置付ける。さらに、NEVS社は、天津市にグローバルな研究開発センターを建設する予定。
NEVS社は、「新工場ではまず、NEVSの技術を基本にしたEVを生産。その後、新開発の車台を使った多様なEVを生産していく」と説明している。