「スタートはいつもいいので、落ち着いていけば1コーナーは獲れると思っていました」という石浦(#38 P.MU/CERUMO・INGING/トヨタ)は、ポールポジションから首位の座を守って発進する。その後ろで好ダッシュを見せたのは予選5位のジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(#19 LENOVO TEAM IMPUL/トヨタ)。石浦が「バックミラーでJP(オリベイラ)がすごい勢いで真ん中をカッ飛んでくるのが見えました」というほどの出足で、オリベイラは2番手に浮上する。
スタートでは予選4位の可夢偉(#8 KYGNUS SUNOCO Team LeMans/トヨタ)も3番手にポジションアップ。予選2~3位の野尻智紀(#40 DOCOMO TEAM DANDELION RACING/ホンダ)と山本尚貴(#16 TEAM 無限/ホンダ)が4~5番手に順位を下げる格好となった。
SFは8位までが入賞。1~5位は前記した通りの順位で、6位はアンドレア・カルダレッリ(#20 LENOVO TEAM IMPUL/トヨタ)、7位には伊沢拓也(#11 REAL RACING/ホンダ)が入った。そして、まさかの予選13位だった開幕ウイナー、アンドレ・ロッテラー(#2 PETRONAS TEAM TOM’S/トヨタ)が8位に入り、貴重な1ポイントをもぎ獲った(完走15台)。