当選倍率は7倍以上、約230組のマツダファンが ロードスター 新型誕生を祝う

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「Be a driver. Celebration」では、多くのファンが新型ロードスター誕生のお祝いに駆けつけた。
  • 「Be a driver. Celebration」では、多くのファンが新型ロードスター誕生のお祝いに駆けつけた。
  • ロードスター開発主査とチーフデザイナーと記念撮影。
  • 「Be a driver. Celebration」では、多くのファンが新型ロードスター誕生のお祝いに駆けつけた。
  • 「Be a driver. Celebration」では、多くのファンが新型ロードスター誕生のお祝いに駆けつけた。
  • 会場ではいたるところで開発者とファンが熱い思いを語り合っていた。
  • 各モデルの開発主査とチーフデザイナーも参加
  • 会場ではいたるところで開発者とファンが熱い思いを語り合っていた。
  • Be a driver. 体験コーナーで記念撮影

マツダは5月19日、東京・日本橋にて4代目となる新型『ロードスター』を発表会を開催。その後行われた「Be a driver. Celebration」では、多くのファンが新型誕生のお祝いに駆けつけた。

この日集まったのは、総勢約230組。事前にホームページ上で募集したところ、定員150組300名に対し約1700組の申し込みがあり、倍率は7倍以上となった。その狭き門をくぐり抜け集まった多くの参加者が、ロードスター並びにマツダを愛するファンたちで、若者から年配まで年代はその層は幅広い。

また、マツダからは、ロードスターだけでなく『CX-5』『アテンザ』『アクセラ』『デミオ』『CX-3』の開発主査とチーフデザイナー、11名が参加した。

19時の開演と共に、ロードスターの開発主査を務めた山本修弘氏がスピーチ。集まったファンに対し、感謝の言葉を述べると共に次のように話した。

「マツダの内でも(それぞれの車種の)主査とチーフデザイナーが一堂に会するということはほとんどない。我々主査とチーフデザイナーは、皆さんと色々と楽しい話ができるのではないかと思っている。短い時間だが是非楽しんでいただきたい」(山本修弘氏)

山本主査の挨拶に続き、実際に新型を注文したというファンにインタビューする場面も。横浜から来た男性は、実は昨年9月に舞浜アンフィシアターで行われたファン感謝イベントで世界で初めて新型ロードスターのコックピットに座り、世界で初めて新型の購入を表明したという人物だ。

御殿場で行われた試乗会でも、一般人として世界で初めて試乗を行った幸運の持ち主で、「次の(ロードスター)軽井沢ミーティングに合わせて納車されます」と話すと会場からは大きな拍手が巻き起こった。

その後行われた「Be a Driver. Special Stage」では各主査やチーフデザイナー、自動車ジャーナリストの竹岡圭さんによるスペシャルトークが行われ、CX-5の主査である大塚正志氏が、開発中に感極まり何度も涙を流したというエピソードが紹介されると会場は笑いに包まれた。

またロードスターのチーフデザイナーを務めた中山雅氏がその場で描いたロードスターの絵とサインを、近々誕生日を迎える女性にプレゼントするサプライズも。

会場のあちこちでは、マツダの開発者とファンが真剣に議論する姿も見られ、山本氏は「今回我々は初代の持つ“運転する楽しさ”をみなさんにお届けすることができた。でもこれでやめるわけではなく、これからが始まり。これからロードスターはどんどんと育てていく。ロードスターは25年の間、みなさまに育てられた。次の25年、そして50年経っても、みなさまに愛されるロードスターを我々は作り続けていく。これからもみなさまと一緒にロードスターを育てていく」と語った。

《橋本 隆志》

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