東洋紡は、近未来コンセプトカーのフロアマットに機能性クッション材「ブレスエアー」が採用されたと発表した。
米国のクレムソン大学が日米欧の大手自動車メーカーと共同開発した近未来コンセプトカーのフロアマットに、東洋紡の機能性クッション材「ブレスエアー」が採用された。コンセプトカーは、ゼネラルモーターズ(GM)が公開した。
クレムソン大学国際自動車研究所は、日米欧の大手自動車メーカーと共同で、「近未来のくるま」をイメージしたコンセプトカーを開発し、毎年発表している。今回が5モデル目となるコンセプトカーは、「生活、レジャーのあらゆる時間を車内で過ごすための次世代レジャービークル」をテーマに開発された。
機能性クッション材「ブレスエアー」は、今回のコンセプトを実現する素材としてフロアマットに採用された。限られた車内空間を快適にするため、「ブレスエアー」は、そのニーズに応えるとともに、インスタントラーメンにも似たユニークな形状が、斬新なデザインを可能にするとして評価された。
東洋紡では、今回「ブレスエアー」が近未来コンセプトカーに採用されたことを機に、自動車分野での用途拡大を加速する。