フォードとダウケミカル、カーボン素材の共同開発で合意

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フォード フュージョン の軽量コンセプトカー
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米国の自動車大手、フォードモーターは4月17日、DowAksa社との間で、カーボンファイバー素材を共同開発することで合意した、と発表した。

カーボンファイバーは、軽量かつ高剛性な素材として注目されており、自動車の燃費性能を高める効果が期待される。しかし、価格が高いのがネック。そこで主要な自動車メーカーは、低コストで生産できるカーボンファイバーの開発を模索している。

今回、フォードモーターは米国のDowAksa社とカーボンファイバー素材を共同開発することで合意。DowAksa社は、米国の化学大手、ダウケミカル社の合弁子会社で、2012年に設立されたカーボンファイバーの専業メーカー。

今後、フォードモーターはDowAksa社と協力し、低コストで量産可能なカーボンファイバー素材の共同開発を進めていく。

フォードモーターのマイク・ホワイテンス氏は、「両社がカーボンファイバー部品を広く市場に浸透させることになるだろう」と述べている。

《森脇稔》

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