ドイツの高級車、メルセデスベンツは4月20日、中国で開幕した上海モーターショー15において、『GLE』を中国初公開した。
GLEは4月1日、ニューヨークモーターショー15でワールドプレミアされたばかり。同車が早くも、上海モーターショー15で中国デビューを果たした。
GLEは、現行『Mクラス』の大幅改良モデル。メルセデスベンツはSUVに、順次新たなネーミング手法を導入。Mクラスは大幅改良を機に、GLEに車名を変更した。
GLEは、現行のMクラスに対して、フロントマスクを中心に大幅変更。グリルやヘッドライト、バンパーを変更し、『GLEクーペ』と共通イメージの表情に生まれ変わった。リアは、テールランプが新デザイン。内装は、ステアリングホイールや、ダッシュボード中央のモニターが新しい。
上海モーターショー15のメルセデスベンツのブースには、GLEの幅広いラインナップから、プラグインハイブリッド車(PHV)の『GLE 500e・4マチック』を展示。中国での環境対応車の「本命」とされるPHVのアピールに力を注ぐ。
メルセデスベンツは上海モーターショー15のプレスカンファレンスにおいて、「クラス最高の環境性能を追求した一例が、GLE 500e・4マチック。燃費は30.3km/リットル、CO2排出量は78g/km」と、自信を示している。