日本航空(JAL)は、25日と26日に幕張メッセで開催された「ニコニコ超会議」に初出展した。空港で使われるタラップ(パッセンジャーステップカー)の実物や、ファーストクラスのシートを会場内に展示。パイロットの指導によるフライトシミュレーター体験も行われた。
JALが航空系や旅行業界系のイベントに出展することはこれまでにもあったが、ニコニコ超会議のようなイベントに出展するのは今回が初となる。
JALの展示物の中で「実用的なモノ」として用いられていたのは、空港で旅客の乗降に使われるステップカー。一般的には「タラップ」と呼ばれるものだが、「超階段」としてイベントホール2階の客席と1階の会場を結んでいた。あまりにも自然に階段として存在していたたためか、それが展示物だと理解しない人も。
行列ができるほどの人気だったのはボーイング787をイメージしたフライトシミュレーター。今回のニコニコ超会議にあわせた特別仕様で、実際の訓練に使われているものではないが、現役パイロットによる指導を受けながら3分間の操縦体験を楽しむことができた。