フォルクスワーゲンは、4月20日に開幕した上海モーターショー15のプレスカンファレンスで3台の世界初公開モデルを紹介した。
その3台とは『CクーペGTE』『シロッコGTS』『グラン サンタナ』だ。
CクーペGTEは、伸びやかなフォルムの次世代最上級サルーンである。パワートレインは、システム合計出力180 kW(245PS)/500Nmのプラグインハイブリッド。搭載する14.1kWhのバッテリーを使って50kmものEV走行を可能とする。
シロッコGTSは、最高出力162kW(220PS)の2.0TSIエンジンと6速MT/6速DSGを搭載するスポーティモデル。0-100km/h加速6.5秒、最高速度246km/hを誇る。
グラン サンタナは、まったく予告なしのサプライズ登場であった。これは、中国市場でこれまで460万台以上販売されてきた人気モデル『サンタナ』のハッチバックバージョンだ。セダンとくらべると、よりカジュアルな雰囲気のハッチバックを投入することで、若い世代のユーザー獲得を狙うという。上海フォルクスワーゲンからの発売となり、EA211シリーズ・エンジンと7速DSGが搭載される。
また、カンファレンスでは第7世代の『ゴルフGTI』の中国導入も発表された。