ホンダジェットは主翼の上にエンジンを置くという、他のビジネスジェットにはない独特のスタイルも特徴のひとつとなっている。この独特なスタイリングは、サイズ自体がコンパクトであり、軽量なエンジンの採用によって成し得ている。
ホンダジェットに搭載されているエンジン「HF120」は、多くの航空機エンジンを手がけるGE(ゼネラルエレクトリック)とホンダが合弁で設立したGEホンダ・エアロ・エンジンズが製造を行っている。
今回の報道向け公開ではエンジン単体の展示も行われていたが、「もしかしたら大型トラック用エンジンの方が大きいのではないか」と思ってしまうようなサイズに驚かされた。小型でありながら、低騒音・低エミッション・低燃費と、現代の航空機用エンジンに求められる基本性能はもちろんクリアしている。