ドイツの高級車メーカー、ポルシェは4月20日、中国で開幕した上海モーターショー15において、『911 GT3 RS』をアジア初公開した。911 GT3 RS は3月、ジュネーブモーターショー15でワールドプレミア。ポルシェ『911』シリーズの自然吸気エンジン搭載の最高峰グレード、『911 GT3』をベースに、さらなるサーキット性能を追求したスパルタンモデル。ポルシェ伝統の「RS」(レーン・シュポルト)の名前が冠される。リアに置かれる直噴4.0リットル水平対向6気筒ガソリンエンジンは、自然吸気ユニットでありながら、最大出力が500hpの大台に到達。このパワーは、8250rpmという高回転域で引き出される。最大トルクは46.9kgm/6250rpm。トランスミッションは、専用仕様のPDK。911 GT3 RSは、0‐100km/h加速3.3秒、最高速310km/hの優れたパフォーマンスを実現した。内外装は、専用仕立て。大型リアスポイラーなどを採用し、エアロダイナミクス性能を追求した。軽量なバケットシートも装備。なお、この大型リアスポイラーをはじめ、前後のボンネット、フロントフェンダーは、軽量なCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)製としている。
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