米国の自動車最大手、GMの中国合弁、上海GMは4月19日、中国で開催した上海モーターショー15のプレビューイベントにおいて、新型ビュイック『ヴェラノ』を初公開した。
ヴェラノは2011年1月、デトロイトモーターショー11で発表。ビュイックブランドの小型ラグジュアリーセダンが、ヴェラノ。初代ヴェラノのデビューから4年を経て、上海モーターショー15では、2代目ヴェラノがワールドプレミア。中国市場へは、『Wei Lang』の車名で投入される。
新型ヴェラノの外観には、2013年のコンセプトカー、『リビエラ』と、1月のデトロイトモーターショー15で発表されたコンセプトカー、『アヴニール』の2台を、モチーフとして採用。ビュイックの伝統のクラシックさと、新世代のエレガンスやダイナミズムの表現が重視された。
パワートレインには、直噴1.5リットル直列4気筒ガソリンターボ「SIDI」を搭載。GMの最新「エコテック」エンジンとしては、最もパワフルな最大出力170PS、最大トルク25.5kgmを発生する。トランスミッションは、7速デュアルクラッチの「DCG」。
中国での燃費性能は、16.4km/リットル。上海GMは、「クラスの新たなベンチマーク」と説明している。