フォルクスワーゲングループに属し、チェコに本拠を置くシュコダは4月19日、上海モーターショーのプレビューイベントにおいて、新型『スペルブ』を中国初公開した。
スペルブは1934‐1942年、旧チェコスロバキアで生産されていたモデル。2001年に、フォルクスワーゲン『パサート』の中国向けロングホイールベース車、『パサートLingyu』をベースに、専用フロントマスクを装着して復活した。シュコダの最上級車に位置付けられる。
2008年3月、ジュネーブモーターショー08では、2世代目へモデルチェンジ。2009年9月のフランクフルトモーターショー09では、ステーションワゴンの『スペルブコンビ』がデビュー。そして2015年3月、ジュネーブモーターショー15では、3世代目となる新型がワールドプレミア。
新型スペルブの外観は、シュコダの新しいデザイン言語を導入。とくにフロントマスクには、シュコダ伝統の縦基調の新グリルが与えられた。インテリアは、クラス最大級の室内スペースを追求。新型の車台は、フォルクスワーゲングループの新世代モジュラープラットホーム、「MQB」がベース。
上海モーターショー15では、新型スペルブが中国初公開。シュコダ取締役会のビンフリート・ファーラントCEOは、「中国市場に参入してから8年、シュコダは中国市場で受け入れられている」と述べている。