888万円の電動バイク「zecOO」、購入第1号はオンラインゲーム会社の社長

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電動バイク「zecOO」
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zecOO Motors(ゼクウ・モータース)の根津孝太CEOは4月18日の試乗会で、電動バイク『zecOO』が1台売れたことを明らかにした。購入者第1号車はアソビズムというオンラインゲーム会社の社長で、これから製作にかかるそうだ。

zecOOは3月25日に発売した電動バイクで、その価格は888万円。「完全なオーダーメイド車で、すべて手づくりです。ですから、その人の身体に合わせて、バイクの寸法などいろいろと調整することができます。また、名前も入れることもできます。これから購入者と相談をしていきながらつくっていきますので、一緒にバイクをつくっているという楽しみを味わえるのではないでしょうか」と製作を担当するオートスタッフ末広の中村正樹社長は説明する。

同バイクの3モードの一つ、カスタムモードは、購入者の希望によって、超スポーツモード、超エコモード、リバースなどに好きなように設定できるそうだ。ただ、速く走れば走るほど、航続距離は短くなってしまう。平均60km/hのエコモードで走って約160kmだ。

「オンラインゲーム会社の社長以外にも興味を持っていただいている人も多く、数人の方が購入を検討しています」と根津CEO。ただ、事前予約したドバイの富豪とは現在、ペンディングの状態になっているとのことだ。

《山田清志》

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