「とにかく(コーナーで思ったようにクルマが)曲がらない」症状を感じつつ予選を戦っていたという可夢偉(#8 KYGNUS SUNOCO Team LeMans/トヨタ)だが、それはサスペンションにトラブルが発生していたためだった。どの時点からトラブルを背負い込んでいたのかは現時点で不明だが、Q1は突破して予選10位という結果を考えれば、いずれにせよ、アタックできないほどひどくはなかったことになる。ただ、接戦が日常茶飯事であるSFの予選で、ベストな結果を引き出せるマシン状態でなかったことも確かなのだ。