2日目を迎えた「モータースポーツジャパン2015フェスティバル イン お台場」に小林可夢偉が来場。トークショーなど様々なイベントに出演した。
昨年までF1に参戦していた可夢偉は、今年12年ぶりに活動の場を国内に移し全日本選手権スーパーフォーミュラにKYGNUS SUNOCO TeamLeMansから参戦する。このモータースポーツジャパンへの来場は2010年以来。2日目は晴天に恵まれたこともあって、多くのファンが訪れトヨタブースでのトークショー&サイン会も大盛況だった。
昨年末のメーカーテストなどに参加し、スーパーフォーミュラのダラーラ『SF14』で走り込んできた可夢偉。今年の最大の敵は「初めて走るコース」とシーズン前から語ってきたが、トークショーでは「岡山は覚えました。鈴鹿もなんとか大丈夫です」と手応えを感じている様子。3月9・10日での鈴鹿合同テストではナーバスな表情も見られたが、先月末の岡山合同テストを経てマシンにも慣れ、走行したコースの習熟度も増してきた模様。ただ九州のオートポリスなど走行経験がないコースもあるという点では楽観視はしていなかった。
いよいよ来週開幕する2015シーズンに向けての目標を聞かれると共演したアンドレア・カルダレッリ(Lenovo TEAM IMPUL)や平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)は優勝を目標に掲げる一方、可夢偉は「年間チームタイトル獲得を目指して頑張ります」と控えめな目標設定。「個人的には知らないコースが多いので、少し控えめにしました」。
最後に集まったファンへ、「12年ぶりの国内レース参戦ということで、まずコースを覚えることから入っていくという自分の中では大きなチャレンジになります。開幕戦の鈴鹿は大丈夫だと思いますが、他もしっかり頑張りますので応援よろしくお願いします」と挨拶。今回はモータースポーツを普段観ていない人にも気軽に接してもらえるイベントということもあり「1人でも多くの人にスーパーフォーミュラを観に来てもらえるように頑張りたい」と決意を新たにしていた。
小林可夢偉も参戦する全日本選手権スーパーフォーミュラの開幕戦は、4月18・19日に三重県の鈴鹿サーキットで開幕する。