新大阪から東京へ向かう最終の東海道新幹線を逃した出張客は、どう動くか…!? 高速バス会社など複数の事業者に聞くと、夜中に“飛び乗り”で夜行バスなどを選択する利用者が「週に2~3人いる」「ひと月に数人はいる」という声があった。
新大阪発東京行きの最終は、「のぞみ64号」。21時23分に新大阪を発ち、東京に23時45分に着く。それを逃した場合、夜行の高速バスや特急列車などの選択肢が残っている。
3列独立シート・トイレ付きの「VIPライナー」などが発着する大阪市北区梅田のバスターミナルのスタッフは「飛び乗りで利用する人は、週に2~3人の割合でいる。平日は出張帰りの人、土休日はコンサートやイベントなどから戻る人が多い」と話す。
また、「ほとんどのユーザーが予約をとっている」という阪急系列のバス事業者は、「それでもひと月に数人、飛び乗りの姿がある。梅田の飲食店からターミナルに駆け込んで、トイレ付きの高速バスを選んでいくという感じ」と語った。
いっぽう、夜行列車という選択もある。4月初旬、東京行き新幹線の最終を逃したさい、「若干ですけど、サンライズ出雲・瀬戸に席がありますね」と駅員にうながされ、B寝台「シングル」で戻った。乗務員に聞くと、「うーん、週にひとりかふたり、2~3人ですかね。大阪から乗る人も確かにいますよ」と話していた。
新幹線の自由席利用で新大阪から東京への料金は1万3620円。その最終を逃したあとの“夜行料金”は、高速バスで数千円から1万円台前半、「サンライズ」で1万円台から2万円台という幅か。前出のスタッフは「飲食後の乗車のせいか、『トイレは付いてますか』と確認する利用者が多い」とも話していた。

 
    







 
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
          
 
           
           
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