4月1日、米国で開幕したニューヨークモーターショー15。英国の高級車メーカー、ジャガーカーズのブースの主役は、新型ジャガー『XF』が務めた。
ジャガーXFは、ジャガーカーズのミドルクラス。2007年9月、フランクフルトモーターショー07で発表された。デビューからおよそ7年半を経て、ニューヨークモーターショー15では、2世代目にモデルチェンジ。
新型の大きな特徴が、新開発の軽量アルミ構造の採用。ジャガーカーズによると、先代XF比で最大190kgの軽量化を果たしつつ、ボディ剛性は最大で28%引き上げられているという。
また、運動性能に重要な前後重量配分については、ほぼ50対50と、理想的なバランスを実現。これが、ハンドリングや乗り心地に良い効果をもたらす。
ニューヨークモーターショー15のプレスカンファレンスにおいて、ジャガーカーズが強調したのは、競合車に対する軽さ。ジャガーカーズの新世代エンジン、「インジニウム」の2.0リットル直列4気筒ターボディーゼル搭載車の場合、「最も近い競合車と比較して、80kg軽い」と、その軽さをアピールしている。