全日本空輸(ANA)は、2月の輸送実績を発表した。
国際線の旅客人数は前年同月比23.7%増の58万6982人と大幅プラスとなった。利用率は71.0%と2か月ぶりに7割台を超えた。
方面別では中華圏の春節効果などもあってアジア方面が同29.5%増の41万9281人、利用率が77.0%だった。北米/ホノルル方面も同8.4%増、ヨーロッパ方面が同17.5%増と伸びた。
国内線の旅客人数は同4.5%増の292万5456人と4か月ぶりに前年を上回った。東京~札幌/大阪/福岡/那覇などの幹線が順調だった。利用率は63.5%だった。
貨物・郵便輸送実績は国際線貨物が同16.3%増の5万0542トン、郵便が同3.4%減の2043トンだった。
国内線貨物は同5.2%減の3万5073トン、郵便が同6.6%減の2489トンだった。