予選5位からのスタートだった#31 TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀&中山雄一/タイヤはブリヂストン=BS)だが、微妙な路面コンディションの決勝レースにおいては嵯峨が前半で約20秒、中山が後半で約20秒、計約40秒差を築いての独走勝利となった。GT500クラスと同じ42秒差だが、こちらは内容が大きく違ったといっていいだろう。
決勝2位は#55 ARTA CR-Z GT(高木真一&小林崇志/BS)。GT500同様、タイヤ的にはGT300もBS勢が良い結果を残すこととなっている。3~4位にはアウディR8 LMS勢が続き、3位がAudi Team Hitotsuyamaの #21 Audi R8 LMS ultra(R.ライアン&藤井誠暢/ヨコハマ=YH)、4位が#86 Racing Tech Audi R8(C.マメロウ&細川慎弥/YH)だった。5位に前年ドライバーズチャンピオン陣営で、今季はマシンをメルセデスにスイッチした#0 グッドスマイル 初音ミク SLS(谷口信輝&片岡龍也/YH)。