3月29日午前10時40分ごろ、群馬県太田市内の市道を自転車で走行していた8歳の女児が、道路を塞ぐように張られていた釣り糸に接触して軽傷を負う事件が起きた。警察は翌30日に64歳の男を傷害容疑で逮捕している。
群馬県警・太田署によると、現場は太田市大原町付近。8歳の女児は自転車で走行していたところ、約1mの高さで道路を塞ぐように張られていた釣り糸に接触。首などに軽傷を負った。
帰宅した女児から話を聞いた家族が警察へ通報。警察は現場近くに住む64歳の男が容疑に関与したと判断。30日に傷害容疑で逮捕している。
張られていた糸の長さは約20mだったものとみられる。聴取に対して男は「釣りの準備をしていた。危険なことはわかっていた」などと供述しており、警察では事件発生の経緯を詳しく調べている。