クアラルンプール(KL)のブキ・アマン警察本部は、マレーシア国内のサウジアラビアとカタールの大使館へのテロ攻撃を計画していたとして「イスラム国」( ISIS)に関与するとみられるイラク人2人を逮捕した。
26日にジャラン・アンパンにあるショッピング・モールで、特別テロ対策部が拘束したという。
情報筋によると、逮捕された2人は39歳と42歳の男性で、来馬後はセランゴール州とジョホール州に在住していた。3月31日に両国の大使館への攻撃を計画していたとされ、警察当局が情報に基づき同10日からマークしていた。
2人はISISの指示を受けて、両国の大使館幹部に対して要求を呑むように脅迫していたとされるが、具体的な要求内容は明らかにされていない。他にも協力者がいたと見られており、警察が捜査を続けている。