パトカーから逃れる際にクルマ6台と衝突、18歳少年を逮捕

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今月14日深夜から15日未明に掛け、福岡県福岡市中央区内で乗用車を暴走させ、信号待ちのタクシーなどに当て逃げしたとして、福岡県警は26日、早良区内に在住する18歳の少年を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)などの容疑で逮捕した。

福岡県警・中央署によると、逮捕された少年は15日午前0時5分ごろ、パトカーの追跡から逃れようとした際、中央区大濠公園付近の市道でタクシーなど3台のクルマに衝突。タクシーを運転していた59歳の男性に頚部打撲の軽傷を負わせながら、そのまま逃走した疑いがもたれている。

少年のクルマは14日午後11時50分ごろ、博多区祇園町付近の国道202号で強引にUターンしたところをパトカーに発見され、停止命令を振り切って逃走。中央区天神2丁目付近でもクルマ3台と衝突する事故を起こし、その後にタクシーなどとの衝突を起こしていた。

聴取に対して少年は「警察が追いかけてきたので逃げた。事故を起こしたことも間違いないが、免許を取り消されたくなかった」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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