日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)は、日本全国のデザインを学ぶ学生の中から頂点を決める年に1度のコンペティション「JAGDA学生グランプリ2015」を開催する。6月5日まで応募作品を募集している。
同コンペはJAGDAが毎年開催しているもの。応募作品はB1ポスターとなっている。今年のテーマは「JAPAN」。東京オリンピック・パラリンピックや海外訪日客急増など、さらに注目を集める日本を新しい切り口で表現するような作品、コンセプトが明快であり、今までに見たことのないような新鮮かつ刺激的な作品を募集しているという。
作品の審査は、日本の第一線で活躍しているJAGDA会員のデザイナーが行う。グランプリ1点のほか、準グランプリ3点、優秀賞10点、入選100点が選出される。過去には、JAGDAの学生コンペティションで金賞を受賞した学生がその後JAGDA新人賞を受賞するなど、同コンペティションが学生の登竜門になりつつあるという。
応募は、2015年現在、日本国内の高校、専門学校、大学、大学院に在籍している生徒・学生であれば誰でも参加可能。応募点数にも制限はないが、作品1点につき1,000円の応募料が必要。2015年も多くの作品を募集している。