フォード「エコブースト」、累計生産500万基…欧州では4台に1台が搭載

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フォードモーターのエコブーストエンジン(写真は1.0)
  • フォードモーターのエコブーストエンジン(写真は1.0)
  • フォード フィエスタの1.0エコブースト
  • フォード エクスプローラー
  • フォードの2.3エコブースト

米国の自動車大手、フォードモーターは3月26日、「エコブースト」エンジンの生産が累計500万基を達成した、と発表した。

エコブーストは、フォードモーターの新世代環境エンジンとして、2009年7月に市販車に初搭載。直噴技術やターボチャージャーなどを採用することで、排気量を縮小しながら十分なパワーを確保。優れた燃費性能も実現した。エコブーストは米国だけでなく、欧州などグローバルで展開中。

欧州では2010年、エコブースト搭載車を初めて投入。フォードモーターによると2014年、欧州で販売したフォード車の4台に1台以上が、エコブーストエンジン搭載車だったという。

また欧州では、エコブースト最小排気量の1.0リットル版が人気。この直噴1.0リットル直列3気筒ターボユニットは、「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」を3年連続で受賞するなど、評価が高い。

フォードオブヨーロッパのJoe Bakaj商品開発担当副社長は、「エコブーストはパフォーマンスと燃費を両立する。欧州および世界での人気が、これを証明している」と述べた。

《森脇稔》

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