米国のタイヤ製造大手、グッドイヤーは3月26日、中国に同社初となる開発センターを開業した。
中国初の開発センターは、遼寧省大連市の普蘭店市のタイヤ工場に隣接。アジア太平洋地域における開発能力を、強化することを目指す。
また、この開発センターは、中国の自動車メーカーの要望に応じたタイヤ開発の速度を早める狙いがある。グッドイヤーは、中国自動車メーカーからの純正採用の拡大を図っていく。
なお、グッドイヤーのタイヤ中核技術は、引き続き米国とルクセンブルグの2拠点が、開発の中心となる。
グッドイヤーのリチャード・J・クレーマー会長兼CEOは、「中国は世界最大の自動車市場。グッドイヤーの成長戦略にとって重要」とコメントしている。