24日午前7時ごろ、福岡県福津市内の県道で、徒歩で道路を横断していた高齢女性2人に対し、交差進行してきた軽ワゴン車が衝突する事故が起きた。この事故で89歳の女性が死亡、83歳の女性も軽傷を負っている。
福岡県警・宗像署によると、現場は福津市日蒔野付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。89歳と83歳の女性は徒歩で道路を横断していたところ、右方向から交差進行してきた軽ワゴン車にはねられた。
2人は近くの病院へ収容されたが、89歳の女性が全身強打で約1時間30分後に死亡。83歳の女性も打撲などの軽傷を負った。警察はクルマを運転していた28歳の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死傷)容疑で事情を聞いている。
聴取に対して男性は「逆光で眩しく、横断者の存在に気づかなかった」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。