遠回りを嫌ってショートカット横断、高齢男性がはねられ重体

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22日午前3時50分ごろ、大分県別府市内の市道で、徒歩で道路を横断していた85歳の男性に対し、交差進行してきたタクシーが衝突する事故が起きた。この事故で男性は意識不明の重体。警察はタクシー運転手から事情を聞いている。

大分県警・別府署によると、現場は別府市鶴見付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。85歳の男性は徒歩で道路を横断していたところ、左方向から交差進行してきたタクシーにはねられた。

男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などで意識不明の重体。警察はタクシーを運転していた65歳の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

聴取に対してタクシー運転者は「前をよく見ていなかった」などと供述しているようだ。男性がはねられた場所から約10m先には横断歩道が設置されていた。警察では男性がショートカット横断を行っていた際にはねられたものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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