インドでの販売流通強化をはかるため、インド日産の副社長に任命されたアジャイ・ラーグバンシ氏が同社を退職したとエコノミックタイムスが伝えた。
ラーグバンシ副社長は退職理由を「一身上の都合」とし詳しくは明らかにしなかった。日産モーター・インディアもこの事実を認めたものの理由は説明していない。
関係者によればラーグバンシ副社長は昨年下旬から、Mahindra&Mahindra社から国内部門の責任者として打診を受けていたという。
またラーグバンシ副社長は以前ヒュンダイ、ホンダ、タタ・モーターズで販売に携わっており、日産が市場でのシェア率を高めるのに貢献した。
日産は2005年に提携会社であるフランスのルノーと共同でチェンナイ郊外に製造工場および研究開発センターを設立し営業を開始している。