三菱電機は3月24日、米国・三菱電機オートモーティブ・アメリカ(MEAA)に約40億円を投資し、自動車用電装品の高効率オルタネーターの生産体制を増強するため工場建屋の増築と新規設備を導入すると発表した。
米国では、今後も安定した自動車販売が見込まれるとともに、燃費規制が強化されるなど自動車の低燃費化への要求が強まりつつある。
同社は、2014年に低燃費を実現する高効率オルタネーターの生産体制を米国に構築したが、今回約40億円を投じてMEAAのメイソン本社工場の敷地内に建屋を増築し、高効率オルタネーター用基幹部品の増産設備を導入。高効率オルタネーターの現地生産体制の増強により、今後の米国でのさらなる需要拡大に対応する。