ボッシュは3月24日、安全システム、パワートレインテクノロジーおよびディスプレイ機器を含む二輪車関連事業を統合し、独立した事業部門「モーターサイクル・パワースポーツ」として新設すると発表した。
事業部新設により、全世界の二輪車メーカーの個々の要求により効率的に応えるとともに、二輪車システム関連の製品群を拡充し、専門知識を強化。二輪車市場での地盤強化を図る。
モーターサイクル・パワースポーツは今後、ボッシュのモビリティ ソリューションズ セクターの一角を構成。世界の二輪車産業の中心地である日本の横浜に本部を置き、米国、欧州、インド、中国に支社を展開し、グローバルな体制を構築していく。
新事業部は、二輪車だけでなく、四輪バギー、水上オートバイ、スノーモービルなどの特殊な乗り物向けの部品も手がける予定。モビリティ ソリューションズ セクターの数千人の従業員と生産工場のネットワークを駆使し、約40人の人員体制でスタートする。