住友ゴム工業は、ロングパイル人工芝「ハイブリッドターフ・エキサイティング」を、神宮球場(明治神宮野球)グラウンドへの張り替え工事が完了したと発表した。同球場への人工芝採用は2008年に続き2回目。
ロングパイル人工芝「ハイブリッドターフ」シリーズは、性能、外観、耐久性などの総合性能が高く評価され、フットボールフィールドやスクールグラウンドなど全国のスポーツ施設で採用されており、販売開始以来の施工実績は400万平方メートルとなっている。
今回新たに採用されたロングパイル人工芝のハイブリッドターフ・エキサイティングは、高頻度の使用による人工芝の「ねじれ」や「キズ」、「折れ」に対し、従来よりも良好なプレイ感を持続させるため、材料や形状を全面的に見直し、異なる2種類の芝葉を織り交ぜることで従来品に比べ耐久性を2倍に高めた。
また、充填剤(ゴムチップと目砂)の配合を改良し、天然芝のボールバウンドに近づけ、プレイ性能を向上するとともに衝撃を吸収し、選手の体への負担を軽減するとしている。