香港国際空港(HKIA)は3月15日、1-2月の利用実績を発表した。
貨物取扱量は前年同期比10.3%増の65万9000トン。2桁増の要因は同12%増の輸出、同10%増のトランシップ貨物。方面別では、北米、東南アジアの増加が顕著だった。
旅客数は前年同期比7.5%増の1060万人。通過客(同16%増)、香港市民(同8%増)が好調を牽引。東南アジア、北アジア路線の伸びが特に大きかった。航空機発着回数は同5.1%増の6万4580回。
2カ月分の発表となったのは、春節(中国の旧正月)の影響を考慮したため。なお、最近のHKIAの動きとしては、エアカーゴ・ワールド誌の「アジアン・ダイヤモンド・アワード」受賞、ジェットスター・ジャパンの大阪(関西)路線就航などが挙げられる。