『P1』は、マクラーレンのラインナップの頂点に位置するスーパーカー。同車のサーキット専用車として、開発されたのが、『P1 GTR』。極めて限られた少数の顧客のために、限定生産される。
P1 GTRは、市販車のP1対して、大型のリアウイングなど、アグレッシブなエアロダイナミクスボディを採用。市販車のP1比で、ダウンフォースは10%以上、高めている。同時に軽量化も推進し、サイドウィンドウはポリカーボネート製に、ルーフはカーボンファイバー製に変更するなどして、市販車のP1に対して、50kgの軽量化を果たす。
3.8リットルV型8気筒ツインターボエンジンと、ハイブリッドシステムの「IPAS」(インスタント・パワー・アシスト・システム)にも専用チューニングを実施。システムトータル出力は、916psから1000psへ、84ps引き上げられた。